誰かに聞いて欲しいとりとめもないひとりごと

早くに仕事が終わったので帰りがけにあった友達とかるく一杯、を終えて今帰ってきました。
いつもなら何でもない話をして、ちょっと愚痴とか話してって感じだったのだけど、今回はちょっと帰ってきて考えてしまうなーという感じに。

今度結婚するっていうお話でした。
うん、いいことだと思うし、幸せそうだし、おめでとう！な出来事です。
羨むわけでも、妬むわけでも、人の不幸を生きる糧に云々でもないです。
でも割と同じ境遇にいたり、なんか結婚するっていうとちょっと軽く飲み行く？的にさそいにくくなっちゃったりするのかなーとか、そんなところを帰って考えてしまうとちょっと沈んでいく。

いまの会社に入るきっかけも同じ境遇にいたひとで、そんなところの話もしたりで気があった友達だったのだけど。
いえ、友達やめるとかそういう話でもないですが、なんとなくなんです。
ほんとにおめでとう！なところではあるのです。
驚いたことに新郎新婦ともに知り合いだったというサプライズもありｗ

でも自分には帰るとおかえりって言ってくれる人も居なく、遅くなると心配してくれる人もいなく・・・。
なんとも思っていなかった、それがずっと続くのかなっていうのをなんか色濃く実感してしまった瞬間です。

見えなくていいものって一度見えるようになってしまうとずっと視界の中からもう外れないんです。
ふたをして見えないつもりでいたものではなく、ほんとうに見えなかったものが見えるようになった瞬間ってものすごく怖いんですよ。

ただずっとそういうのって努力してきたわけではなく、タイミングとか立場とかそんなのにいいわけ付けてずっとふたをしてきただけかもしれないものが、ふたを飛び出して目の前に来たとき、これにいま真っ向からつぶされている自分が今日はいます。

あまり重い話とか書きたくはなかったんですが、ちょっと酔っているところもあるのか、そういう言い訳して書いてるのか。

つまるところ自分には何にももう残っていないんだな。
でも残っていないならまた何か作ればいいじゃないか。
そうも思える。
手持ちのチケットは全部使ってしまったのだろうか、まだなにか使えるチケットは残っているのだろうか。
一人で悩むも相談するにもそういうのってできないっていうことも多いはず。
だって、今日相談相手が一人減ってしまったんですもん。

向こうはそうは思ってないかもしれない、でもきっと今日が最後になるんだろうなと思う。


さて、また明日おはようを言う相手もいなく目を覚まし仕事をして、ただいまを言うこともなく部屋の電気を付けて。
これって意味のあることなの？

そんなことがぐるぐると頭を回ってます。
考えれば考えるほどよくないんだよね、こういうのって。
でもふたをするのもいやだ。

いまさらに思う。
まわりとは違う特別でありたい自分が一番望んでいたのって、そういうほんとに普通の幸せなんだって。
でもそれが実は一番特別な幸せなんだって思う。
特別ってそういうことだったんだな、今更気がついたよって。
もう、遅いかな、まだ遅くないかな、そんなのもわかんないや。

こんなに後ろ向きじゃなにも解決しない。
がんばらなきゃ、でも少しだけでもがんばれる力がほしい。
いまを変えられるって確信できる力がほしい。

今日はもう寝よう、早いけど寝よう。